ユナイテッドクリニック広島院では、バイアグラ(シルデナフィル)をはじめ数多くのED治療薬を揃えています。バイアグラは世界で初めて製造されたED治療薬であり、現在では多くの製薬会社がジェネリック医薬品を販売しています。富士化学工業株式会社からもシルデナフィル50mgVI「FCI」というバイアグラの国産ジェネリックが販売されており、インターネットの検索でも「ばいあぐらジェネリック国産」「シルデナ50」と入力するだけでシルデナフィル50mgVI「FCI」がヒットします。今回はバイアグラのことを踏まえながら、バイアグラの国産ジェネリックであるシルデナフィル50mgVI「FCI」について詳しく説明していきたいと思います。
バイアグラ(シルデナフィル)とは
バイアグラは世界で初めて開発されたED治療薬です。1998年にアメリカのファイザー社が販売を開始されました。元々は狭心症の薬剤として開発されたバイアグラでしたが、バイアグラの成分である「シルデナフィル」がPDE-5阻害剤に分類されており、勃起をさせる作用を持っていることが判明して以来、ED治療薬として研究と開発が進められてきました。1999年には日本でも厚生労働省に承認されて販売が開始されました。日本では25mgと50mgのみの承認ですが、海外では100mgまで承認されています。
また、バイアグラはジェネリック医薬品としても販売されており、当然主成分はシルデナフィルを用いています。ジェネリックとは後発医薬品のことで、先発医薬品が開発されたら特許を得ることができますが、特許が切れたあとは同じ効果と効能を持つ医薬品を製造販売が可能になります。バイアグラと同じ効果と効能を持っている医薬品なのでバイアグラジェネリックと呼ばれています。
シルデナフィル50mgVI「FCI」とは
シルデナフィル錠50mgVI「FCI」は、2014年に富士化学工業株式会社から販売開始をされた国産のバイアグラジェネリックのことです。成分名は通常のバイアグラと同じく「シルデナフィル」となり、シルデナフィルを50mg含んでいるので50mgの表記となっています。このシルデナフィル50mgVI「FCI」の一番の特徴は色や形、そして添加物までもがバイアグラと全く同じに作られているということです。なぜ全く同じに作られたかというと、先発医薬品のバイアグラを服用していた方が何の違和感もなく服用してもらうためになります。先発医薬品を服用している方の中には色や形状の違いからジェネリック医薬品を服用することに対して不安があリ、好まないという方も当然いらっしゃいますし、あるいは先発医薬品に比べると効果が出ないのではないかという考えから服用したくないという方もいらっしゃいます。そういった不安を一切取り除こうという考えから生まれたものがシルデナフィル50mgVI「FCI」なのです。
シルデナフィル50mgVI「FCI」の効果
シルデナフィル50mgVI「FCI」の服用の際の効果、効能、飲み方に関してはバイアグラと同じになります。服用する際は行為をする30分から1時間前に服用していただき、効果の持続時間は3時間から6時間程となります。シルデナフィル50mgVI「FCI」を服用したことによって、体内にある勃起を抑制する働きを持つ酵素のPED-5を阻害することで勃起を促進させてくれます。用量は1日1錠として、食事やお酒の影響を大変受けやすいので必ず空腹時に服用するようにしましょう。服用してから次のバイアグラジェネリックを服用する際は必ず24時間の間隔を空けてください。服用のルールをきちんと守らなければ薬の効果が発揮されませんので十分注意しましょう。
シルデナフィル50mgVI「FCI」の副作用
シルデナフィル50mgVI「FCI」の主な副作用はバイアグラと同様で、鼻詰まり、動悸、顔のほてり、目の充血、頭痛などが挙げられます。副作用が出たとしても軽度なものなので、あまりナイーブに考えることはありません。むしろ副作用が出たということはバイアグラの効果がちゃんと表れたという証拠なのです。ただし、副作用の症状がいつまで経っても治まらない場合は早急に専門のクリニックに行き、医師に相談してください。
シルデナフィル50mgVI「FCI」を服用できない方
シルデナフィル50mgVI「FCI」は効果と副作用、服用方法全てバイアグラと同じになるので併用して服用できない薬もあります。
・塩酸アミオダロン製剤・硝酸剤、一酸化窒素供与剤
また、下記に該当する方は薬を服用することができませんので注意してください。
・肝機能障害を持っている方・心血管系障害の方・低血圧または治療の管理をされていない高血圧の方・網膜色素変性症の方・半年以内に心筋梗塞、脳梗塞、脳出血をされた方・リオシグアトを服用中の方
これらに該当されている方はシルデナフィル50mgVI「FCI」を服用することはできませんので注意してください。それでも薬の処方を希望される方は専門の医療機関で問診を受けて医師に自分に適したED治療薬を処方してもらうようにしましょう。
