コラム

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2023.06.24

糖尿病とED

糖尿病とED

生活習慣病はEDに繋がりやすい

高血圧や高脂血症、糖尿病といったいわゆる生活習慣病と呼ばれる病気は、いずれもED(勃起不全)と密接な関係があるとされています。中でも糖尿病は症状としてEDを発症する場合が多いため注意が必要です。日頃の食生活や運動をきちんとしていく事で予防が出来る事もありますので、「もう年だから…」と諦める前に、今一度ご自身の体調を把握していきましょう。

糖尿病とは

糖尿病は血中の糖が増えすぎる病気

糖尿病とは血中の糖(血糖)が増えすぎてしまう病気です。
私たちが食べた物は体内の酵素によって様々な栄養素に分解されます。その中の一部は糖として小腸より吸収され、血管を通って体内をめぐり、筋肉など各組織が活動する為のエネルギーとして使われます。しかし糖は自分の力で細胞に入り込むことはできません。この時、膵臓から出て血中を漂っている「インスリン」というホルモンの助けを借りる事で、糖は細胞に入っていきます。このインスリンは血糖の量に合わせ適切な量分泌され、血糖は常に一定になる様に保たれています。

しかし、膵臓の機能が低下し、インスリンの分泌量が減ってしまったり、肥満などの原因でインスリンが効きにくくなってしまうと、血中に糖があふれてしまいます。この状態が続くと、血管の内側で活性酸素が大量に発生してしまい、それが血管を破壊する事で手足の痛みやしびれ、免疫力の低下、そして今回お話しするEDの様に体のあちこちに症状が現れ始めます。糖尿病は空腹時血糖で100mg/dl~125mg/dlだと糖尿病予備軍、126mg/dlで糖尿病の可能性が高いと判断されます。また空腹時血糖だけでなく、随時血糖値(ブドウ糖を水に溶かしたものを飲み、血糖値の変化を計測する)やHbA1c(食事や運動などの影響を受けない過去1~2カ月の血糖の平均値)を確認し判定します。

糖尿病は大きく分けると2種類

糖尿病は原因によって1型と2型に分類される
・1型糖尿病

膵臓のインスリン分泌機能の低下により、インスリンがほどんど分泌されなくなる事で起こる糖尿病の事。1型糖尿病の場合、インスリンが分泌されないため注射にて定期的にインスリンを補う必要があります(インスリン依存状態)。やせ型の人に多く、突然症状が現れる傾向になるのが特徴です。

・2型糖尿病

インスリンの分泌が悪くなったり、インスリンが効きにくくなる事で起こる糖尿病の事。肥満の人に多く、進行するまで中々自覚症状が現れない傾向にあります。2型糖尿病の場合は遺伝的な原因に加え、食生活や運動などの生活習慣等が密接に関係しているといわれており、食事療法や運動療法で抑えるケース、糖の吸収を抑える内服薬等を使用するケースや、場合によってはインスリン注射を行うケースもあります。

糖尿病患者のED有病率

糖尿病患者の5割がED、2型糖尿病は66%がED

2017年7月に糖尿病の専門医学誌「Diabetic Medicine」にて、フランスのマリティン病院のチームが2016年11月以降に世界各地で報告されている糖尿病患者におけるEDに関する145件の研究、23.4~71.7歳の男性88,577例にてメタ解析を行ったとの掲載が為されました。その結果、交絡因子を調整した糖尿病において、EDの有病率は52.5%だったとされています。

また1型糖尿病のみの12件(5,604例)におけるEDの有病率が37.5%であったのに対し、2型糖尿病のみの70件(44,488例)におけるEDの有病率は66.3%であり、1型糖尿病に比べて2型糖尿病の方が有意にED有病率が高くなりました。一方でED有病率には35%~80%と研究ごとに違いが見られ、地域差で見た場合日本を含むアジアの研究におけるED有病率はアフリカや南米に次ぐ67%、また健常者と比較した場合糖尿病患者はおよそ3.5倍EDになりやすかったと伝えています。

なぜ糖尿病だとEDになるのか

冒頭で述べた通り、糖尿病になると血管が傷ついてしまう為、身体の様々な組織に酸素や栄養が渡らなくなってきます。陰茎は脳からの性的興奮が伝わる事で勃起するので、興奮を伝えるための神経が傷ついてしまうと、いくら性的興奮をあったところで陰茎に興奮が伝わらず、満足に勃起出来なくなってしまうのです。糖尿病のEDは初期症状の中でも事例が多く、EDが発症する事で糖尿病であることが発覚するパターンもあります。

糖尿病性EDにもED治療薬が有効

まずは糖尿病の治療が大前提

糖尿病によるEDの治療は、当然ですがまず原疾患である糖尿病の治療が前提となります。生活習慣を見直し、かかりつけの医師の指導のもとバランスの良い食事や適度な運動、睡眠を心がけましょう。

対処療法としてED治療薬をご利用下さい

しかし糖尿病の治療は時間がかかります。糖尿病によるEDにもバイアグラやレビトラ、シアリス、アバナフィル等のED治療薬は有効ですので、糖尿病の治療を続けつつ対処療法としてED治療薬を服用する事をお勧め致します。ED治療薬は勃起を抑制する酵素PDE-5(ホスホジエステラーゼ5)の活動を阻害し、陰茎の血管を拡張させる事でスムーズな勃起を促します。一般的には糖尿病の方でもED治療薬は服用出来ますが、硝酸薬など一部薬剤と併用が出来ない場合もございます。用法・用量を守って安全にお使い頂く為にも、ED治療薬を希望の際はかかりつけの医師や専門のクリニックにてご相談ください。

ED治療・早漏治療なら広島ユナイテッドクリニックへ

広島ユナイテッドクリニックでは、ED治療薬のバイアグラ処方・レビトラ処方・シアリス処方・バイアグラジェネリック(シルデナフィル)処方、早漏治療薬プリリジー処方を最安値で出来るよう目指しています。当院ではED治療・早漏治療のご相談や治療薬の処方を致しております。思い悩む前にお気軽にご来院ください。ご相談のみでも構いません。ED・男性更年期障害に効果がある亜鉛やビタミンB、マカ等の取り扱いもしており、様々な悩みに対応できます。

 

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